出産後もドラマやCMなどで大活躍中の女優北川景子さんですが、あまり物を持たないミニマリストであることが度々話題になっています。
今回はそんな北川景子さんの整理整頓術や物に対するポリシーについて掘り下げていきたいと思います。
また、服が少ないのに、いつも同じ服だと思われない着回しについても考察していきたいと思います。
北川景子の整理整頓術とは!?
北川景子さんの整理整頓術は、『誰でも簡単に整理整頓がうまくなる方法』ではなく、モノに対するポリシーや考え方によるものだと思います。
それをルール化し習慣化したものなので、ただ断捨離をすればいいということではなく、ポリシーや考え方を自分自身に落とし込み、血肉にしていくことが重要かなぁと思います。
北川景子の整理整頓術! 〜 モノに対するポリシー 〜
まず、北川景子さんのモノに対するポリシーについて見ていきましょう!
- 服はクローゼットに収納できる分しか持たない。服の数を決めている(10着程度)
- 食器も必要最小限の数しか持たない。
- 何かを購入するときは、その分捨てるものがあるかどうかを考えてから購入する。
- 良いものを長く使う。
- 過去の思い出の品はシュレッダー。『自分が出演したドラマの台本』『夫婦の思い出写真』『過去に行ったライブのチケットやフライヤー』など。
- 大好きな宝塚グッズは、使用するものと保存用の2つずつ買う。でも結局もったいなくてどちらも使わない。
最後の宝塚グッズはオチのようになってしまいましたが、モノが増えないような考え方を持っていますね。
特に多くの人が捨てられない、『思い出の詰まったモノ』をバッサリと捨てられるところはすごいですね。
モノに対する考え方というより、人生に対する考え方として、『過去にとらわれない生き方』をしているのでしょう。
決して過去をないがしろにしているわけではなく、『過去がどうであれ、これからどうしていくか』の方がもっと重要だと考えているのだと思います。
ただ、逆に大好きなモノには振り切っています。
『保存用』って無駄でしかない…笑
でも大好きなモノに囲まれていることは幸せなことだと思います。
なので、『服が大好きでカワイイ服に囲まれているのが幸せ』という方は、北川景子さんのように服を減らす必要はないと思います。
その代わりに、服より幸せを感じないモノを『大好きな服のために』バッサリ捨ててみてはいかがでしょうか?
北川景子の整理整頓術 〜 習慣 〜
整理整頓術に関する習慣についてもご紹介します。
- 寝る前に部屋を綺麗にしておくと朝起きた時気持ちいいので、どんなに疲れていても部屋を片付けてから寝る。
- 掃除の時に邪魔になるので、床にものを置かない。
すごい習慣というわけではありませんが、ちょっとした習慣が日々の部屋のキレイさに繋がります。
また、こういった習慣が成り立つのはモノが少ないからだと思います。
モノが多いと、片付けをしても朝気分が良くなるほどキレイにはならないでしょう。
モノが多いと、夜疲れて帰ってきたときの片付けはたくさんの労力と時間がかかる作業となり、毎日の習慣として行うことは難しいでしょう。
『ミニマリストがいい』というわけではありませんが、モノを減らすことで生活が『最適化』され、必然的に『幸せを感じるモノ』や『ワクワクするモノ』の比率も高くなります。
結果、その部屋で多くの時間を過ごす人生は幸せなものになっていくのではないでしょうか?
北川景子さんの整理整頓術には、きっとそんな意図があるのだと思います。
北川景子の『いつも同じ服だと思われない着回し』について
北川景子さんは、『服はクローゼットに収納できる分しか持たない』『服の数を決めている(10着程度)』ということでしたが、
「北川景子がいつも同じ服を着ているようには見えない」
「10着でいろんなコーディネートができるなんて、さすがモデルや女優をやっているだけあるなぁ」
「北川景子を見習って、服を10着にして、コーディネートも上手にできるようにしたい!」
と思われる方も多いことでしょう。
そんな『北川景子がいつも同じ服だと思われない着回し』について考察していきたいと思います。
北川景子の服は本当に10着!?
まず、北川景子さんの服は本当に10着なのかということについてです。
具体的なようで非常に曖昧です。
コートやジャケットなどの上着、Tシャツ、ワンピース、スカート、パンツ…
それぞれが10着なのでしょうか?全部で10着なのでしょうか?
多くの記事ではこれら全部で10着しか持っていない、というニュアンスで書かれています。
全部で10着と言った方がインパクトもありますね。
でも、実際は違うのではないかと思っています。
こちらの動画の、1分24秒〜1分43秒のあたりをご覧いただくと『10着』のニュアンスがわかります。
「パンツは10本以上持たない、とか…」
と言っています。
ということは、全部で10着なのではなく『各カテゴリーで数を決めて持っている』と捉えるのが自然なのではないでしょうか?
そして、仮に北川景子さんの『モノが少ない』ということを基準に考えると、『カテゴリーは多くはない』のではないかと思います。
つまり『服が少ないのにいつも同じ服だと思われない着回し』についての1つの結論としては、
そもそも服は全部で10着ではない
各カテゴリーで数を決めており、多いもので10着程度
と考えるのが妥当なのではないかということです。
芸能人という職業柄
とはいえ、多くの芸能人より服は少ないと思われる北川景子さんですが、いつも同じ服を着ているようには見えないのはなぜでしょうか?
「やっぱりモデルや女優さんはコーディネートがうまいんだろうなぁ」
それもなくはないと思います。
ただ、限界はありますし、少しインパクトのある色や柄の服があれば、「前に着てた服だ」とさすがにわかります。
でもいつも同じ服を着ているように見えないのは、芸能人という職業柄です。
当たり前ですが、みなさんが普段見ているのは、北川景子さんがテレビに出ている時や雑誌に載っている時などです。
それぞれ衣装が用意されていることも多いでしょう。
となると、そもそも北川景子さんの私服を見る機会が少ないのです。
そして服の数も『全部で10着』ではないと仮定すると、仮に私服姿を撮影したとしても、なかなか同じ私服を見ることは少ないのではないかと思います。
結論としては、
「北川景子さんがいつも同じ服を着ているようには見えない」
「10着でいろんなコーディネートができるなんて、さすがモデルや女優をやっているだけあるなぁ」
というのは、メディアと世の中の勝手なイメージによって誇張された幻想であると考えられます。
問題は、世の中の北川景子さんに憧れる女性が、『服10着で”テレビに出ている”北川景子さんみたいにコーディネートができるはずだ』『服は10着で充分なんだ』と無理して服を10着まで減らそうとしてしまうことだと思います。
また、ミニマリストをどう定義するかにもよりますが、『北川景子はミニマリストである』というのも、『服は10着しか持たない』ということを元に作り出されたイメージだと思います。
北川景子さんは、モノは比較的少ないと思いますが、みなさんがイメージするミニマリストかどうかは疑問です。
お部屋はすごくキレイにされていますが、『みなさんがイメージするミニマリストのお部屋』と一致しますか?
情報を単純に鵜呑みにするのではなく、言葉のニュアンスや意味合いについて考えてみると、今までと違った見方もできるかもしれませんね。
『北川景子は整理整頓術とは!?いつも同じ服だと思われない着回しについて』のまとめ
今回は北川景子さんの『整理整頓術や物に対するポリシー』、『服が少ないのに、いつも同じ服だと思われない着回しについて』考察してきました。
ノウハウではなく、ポリシーや考え方を意識してモノを減らし、『幸せを感じるモノ』『ワクワクするモノ』の割合を増やしていくことが大切なのだと思います。
そして、たった10着で『”テレビに出ている”北川景子さんのような華やかで洗練されたコーディネートも可能である』という認識を疑ってみることも大切かなぁと思います。
ただ今回の考察も、違和感のある情報について、特に北川景子さん本人の発言などをもとに論理的に解釈したにすぎないので、他のメディアや記事が間違っていると言っているわけではありません。
可能性の話です。
メディアやネット記事を鵜呑みにせずに、いろんな角度から考えることが大切なのではないかなぁと思います。
これからも、美人でステキなポリシーを持った北川景子さんを応援していきましょう!